基本情報
島名:小値賀島(おぢかじま)
都道府県:長崎県
市区町村:北松浦郡小値賀町
指定地域名:平戸諸島
面積:12.27 ㎢
周囲:57.3 ㎞
標高:111 m
人口:2,017人(2020年度・国勢調査)
自然と島民と距離が近づく、古くから人をつないできた島
五島列島の北端の島で、島全体が西海国立公園に指定されている小値賀島。古くは、遣唐使の時代からアジアの交通の要衝とされ、人や物をつなぐ重要な港でした。新鮮な魚介類や島の野菜などの特産品のほか、島のあちこちで開かれるお祭りが、島民や観光客に島の春夏秋冬を伝えてくれます。
九州からは、博多港、佐世保港からのフェリー、高速船でアクセスが可能です。宿泊は、古民家ステイ・ゲストハウスや民宿など、自身のスタイルに合わせた滞在ができます。また、民泊も盛んで、観光客と島民の距離が近づきやすいのが特徴です。
グルメ情報
・小値賀島のピーナッツカレー
小値賀島特産品のピーナッツを使った本格スパイスカレー。お土産としてキットを購入して、自宅で楽しめる。
・値賀咲の棒寿司
小値賀島のブランド魚のイサキ、値賀咲を使った棒寿司。築180年の古民家レストラン「藤松」で棒寿司作りの体験もできる。
・かつおの生節
島では古くから伝わる保存食で、一本釣りで釣り上げたかつおを3枚におろし、熱湯で茹でたものを、燻しあげる。「じんぺいさんの生節」として、親しまれている。
みどころ
・五両ダキ
火山の噴火口だった場所が海水に侵食され、崖になった場所。満潮時には、砂浜がなくなる可能性があるので、注意。
・神方古墳
五島列島唯一の古墳。6世紀末〜7世紀初頭の築造で、天井石は概ね持ち出されてしまっているが、側壁の保存状態が良好。
・赤浜海岸
真っ赤な砂や砂利でできた海岸。鉄分が多く含まれた火山由来の砂と海の色のコントラストを楽しむスポット。