六島(むしま・長崎県)

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基本情報

島名:六島(むしま)
都道府県:長崎県
指定地域名:平戸諸島(一般的には五島列島に含まれることが多いが、長崎県では平戸諸島の一部とされる。)
面積:0.69㎢
周囲:約3.1km
標高:約73m
人口:1人(参考文献:加藤庸二『原色 日本島図鑑』新星出版社(2024年))
来島者数:不明

人口はたった1人! 小値賀島の北東にある小さな離島

1987年、大きな台風に見舞われたことをきっかけに人口が減り始め、1997年には人口56人まで減少、現在は島民1人となっています。

島の周辺には早い潮が流れているため、昔から港に出入りするには困難が伴ってきました。その反面良好な漁場としても知られており、江戸時代、捕鯨が盛んだったころには捕鯨漁の拠点があったとも伝えられています。

また、過去には「たかのり」という島特有の虫追い行事が行われていました。農作物を荒らす害虫を退治し豊作になってほしいという祈願をこめ、藁で編んだ船に捕まえたバッタなどを乗せて断崖から海に投げ込むというものでした。

島を訪れるには、小値賀島から町営渡船「はまゆう」で渡ることができます。六島・野崎島へは1日2便運航。運休日は基本的に第1・3日曜日ですが、時期によって変動するので、確実に利用したい場合は事前に問い合わせることをお勧めします。

グルメ情報

・ウニ・サザエ・アワビなど

5月はムラサキウニ、6~8月ごろにはアワビやサザエなどが採集できるが、島内には調理できる施設がない。調理・調理依頼する際は小値賀島をリサーチすると良い。

・イカ

近隣の海では、水イカ(アオリイカ)がよく釣れる。肉厚の身は刺身に向くほか、スルメなどの加工品にもなる。 

・小値賀島のグルメスポット

六島に訪島する際の起点となる小値賀島には、近海で獲れた小値賀島民がよく食べる魚、ヒラスや鯛などが味わえる飲食店がある。

みどころ

・六島分校廃校

2017年に廃校した小学校と中学校の合同校舎、体育館などが残る。現在でも、残されたホームページなどを見ることができる。

・チンチン石

無人化したかつての住人の家の軒先にある、叩くと「チンチン」という金属のような音がする不思議な石。かつての島の住民が、宇久に行ったとき持ち帰ったもの。

・良好な釣り場

船の出入りは困難だが、一本釣りで大物が釣れるスポットが多数存在する。

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