基本情報
島名:牧島(まきしま)
都道府県:熊本県
市区町村:天草市
指定地域名:天草諸島
面積:5.59 ㎢
周囲:24.8 ㎞
標高:181 m
人口:267人(2020年度・国勢調査)
遥かなる歴史を身近に感じる島
熊本県の西の内海、不知火海の海上に浮かぶ小さな離島。昔、天草地域を支配していた豪族の牧場があったことから「牧島」と呼ばれるようになったと伝えられています。
平家や源氏にまつわる言い伝えが多く残る地としても有名です。また、牧島を含む18つの島々で構成された御所浦町は、白亜紀時代の化石が数多く出土することから「恐竜の島」として知られています。
島内には恐竜や化石について学ぶ見学地を用意するなど、町おこしにも力を入れています。波の穏やかな不知火海では、釣りやダイビング、SUPなどのマリンアクティビティが体験できます。
グルメ情報
・みやび鯛茶漬け
御所浦で養殖された「みやび鯛」をお茶漬けでさっぱりと。炊き立てご飯に鯛の切り身をのせ、だし汁をかけて召し上がれ。
・地魚すり身
御所浦近海で獲れた魚をすり身にしたお土産品。冷めてもふわふわ食感だから、揚げ物や鍋、つみれ汁で大活躍。
・天草大王
天草地方特産の地鶏「天草大王」。通常の鶏に比べて大ぶりな体が特徴で、ジューシーで風味豊かな味わいが楽しめる。
みどころ
・ニガキ化石公園
約1億年前の近海に生息していた貝の化石を展示している公園。説明書を読めば、少しだけ化石に詳しくなれる。
・舟かくし
牧島西端の奥まったところにある静かな入り江。平家の落人が隠れ住んだ、あるいは、源義経が船を隠したなどの伝説が残る。
・アコウの木
集落の防風林として植えられた市指定天然記念物。バスの停留所の木陰を作り、島民が涼む場所となっている。