基本情報
島名:黒島(くろしま)
都道府県:大分県
市区町村:臼杵市
指定地域名:日豊海岸国定公園
面積:0.20 ㎢
周囲:3.0㎞
標高:27m
人口:4人
南国リゾート感とオランダの雰囲気を楽しめる島
大分県臼杵市の臼杵湾内に浮かぶ小さな有人離島です。佐志生海岸から約300mのところにあり、佐志生港から渡し船を使うと5分ほどで島まで行くことができます。
黒島の歴史で注目すべき点は、1600年に三浦按針ことウィリアム・アダムスを乗せたオランダ船(リーフデ号)が到着したことです。こうした背景から、島内にはウィリアム・アダムスに関する名所や記念碑がたくさんあります。ちなみに日本ではじめて英語が話された場所は、黒島だと言われています。
渡し船で黒島に渡れるのは夏だけです。島内唯一の民宿も、海水浴場シーズン限定の営業になります。島内でバーベキューやキャンプができるのも夏のみです。レンタサイクル・レンタカー・タクシーなどの交通機関はありません。
グルメ情報
・かき氷
7~8月の期間限定で営業する売店で食べられるかき氷。お手頃価格からは想像できないほどのボリューム。
みどころ
・黒島海水浴場
AAランクと称されるほどの透明度。環境省「快水浴場100選」にも選定。海水浴のほかに、カヌーや海釣りも楽しめる。
・三浦按針記念公園
三浦按針の資料館や陸上記念碑がある。毎年4月19日には、日本とオランダの友好記念と亡くなった乗組員の追悼行事も開催。
・まんじゅう山
黒島城址や断層古墳の4号・5号があるエリア。みかん用のモノレールに沿って入山すると、ところどころに案内板がある。