紀伊大島(きいおおしま)

紀伊大島サムネイル

基本情報

島名:紀伊大島(きいおおしま)
都道府県:和歌山県
市区町村:東牟婁郡串本町
面積:9.47 ㎢
周囲:28 ㎞
標高:171 m
人口:891人(2020年度・国勢調査)

トルコとの友好を生んだ歴史ある島

本州最南端の潮岬から約1.8km離れた離島。かつては巡航船やフェリーで本土と結ばれていましたが、1999年に島民悲願の「くしもと大橋」が開通し陸路でのアクセスが可能になりました。

歴史的には853年の「熊野年代記」に最初の記録が残されており、古くから漁業や捕鯨の拠点として知られています。
その後は明治時代にかけて重要な航路の一部として栄え、江戸と大阪を結ぶ船の避難港でもありました。特に大島港は風待ち港として多くの廻船が寄港しました。

大島は1890年に発生したエルトゥールル号遭難事件と深い関わりがあります。
トルコの艦船が台風で沈没し、灯台の明かりをたよりに流れ着いた生存者を地元住民が救助したという事件です。
この出来事は日本とトルコの友好関係の基盤となり、現在もトルコ記念館などでその歴史が語り継がれています。

グルメ情報

・うずみ膳
地元の郷土料理で豆腐入りのおすましとご飯が特徴。美しい景色を眺めながら楽しむのがオススメ。

・パンとカフェ
神戸で修行したシェフが手作りで提供するパンが人気。ハード系のパンをはじめ、スイーツ系やピザも充実。

・クエ料理
冬の味覚の王様、クエを使った料理。刺身・しゃぶしゃぶ・鍋など様々な調理法で楽しめる。身は柔らかくコラーゲンたっぷりで美容にも良い。

みどころ

・樫野埼灯台
日本で最も古い西洋式灯台の一つである樫野埼灯台は、フランス人技師によって設計され1870年に完成した。エルトゥールル号事件でも活躍。

・トルコ記念館
日本とトルコの友好を記念して建てられた。エルトゥールル号遭難事件に関連する資料や模型が展示されており、日本とトルコの歴史的なつながりを学ぶことができる。

・海金剛
ピラミッド型の奇岩が海中から突き出している景観が圧巻。黒潮が流れる太平洋の美しい景色を楽しめる。自然の力を感じることができるスポット。

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