加唐島(かからしま)

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基本情報

島名:加唐島(かからしま)
都道府県:佐賀県
市区町村:唐津市
指定地域名:玄海諸島
面積:2.83㎢
周囲:14.6 ㎞
標高:123 m
人口:117人(2020年度・国勢調査)
来島者数:3,200人(2016年)

たくさんの人懐っこい猫たちの歓迎。韓国との繋がりが深い島。

佐賀県北部に位置する呼子港から定期船「かから丸」で約20分ほどの距離にある離島です。南北に細長い形状で、北部のカリオ岬から突き出た浅瀬は「エヌヲノ鼻」と呼ばれており佐賀県の最北端です。
加唐島は『日本書紀』にも登場し、古代朝鮮との交流があったことが記されています。特に神功皇后(じんぐうこうごう)が新羅征討の際にこの島で着帯式を行ったとされる伝説があります。
また、百済第25代の王、武寧王(ぶねいおう)生誕の地とも言われています。毎年生誕祭が行われ、日韓交流の象徴です。

さらに「ねこの島」としても知られており、多くの猫が島中を自由に歩いています。犬を飼うことがタブーとの言い伝えもあるほどで、島に犬は一匹もいません。
港に到着する人々を猫たちがわらわらと出迎えてくれる、猫好きにはたまらないスポットです。
また、約4万5千本もの天然の椿が自生していることから「椿の島」としても有名です。椿から作られる椿油はこの島の特産品であり、化粧品の原料としても利用されています。冬から春にかけて美しい花が咲きます。

グルメ情報

・イカの活き造り
加唐島周辺の海で獲れるイカを新鮮なままお刺身に。透き通った身と甘みが特徴で、島の醤油と相性抜群。

・島椿ピザ
地元で採れた無農薬の野菜や椿油を使用したピザで、季節ごとに異なる新鮮な野菜がトッピングされている。特に甘みのあるトマトソースが特徴。

・カメノテ
エビやカニと同じ仲間の甲殻類。見た目は好き嫌いが分かれるが、塩ゆでにすると酒の肴にピッタリ。後を引く美味しさで知る人ぞ知る一品。

みどころ

・オビヤ浦
神功皇后が着帯の式を行ったという伝説が残る場所。美しい海岸線に歴史的な雰囲気が漂う。武寧王生誕の地とされており記念碑が建てられ毎年生誕祭が行われている。

・加唐島灯台
島の北端に立つ灯台。玄界灘の広大な海を一望できる。灯台からは360度の大パノラマが広がり、晴れた日には対岸の唐津市街や玄界灘に浮かぶ周辺の島々を一望できる。

・八坂神社
島の南端に鎮座する神社。お供え物を犬が食べてしまい神様の怒りに触れてしまったという伝説がある。犬を飼うことがタブーとされた島の不思議な言い伝えが残る場所。

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