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津久見市から約16kmの沖合、豊後水道に浮かぶ、名前の通り“無垢”な自然が残る島。狭い海峡を挟んで北側に無人島の沖無垢島があり、２つの島を合わせて無垢島と呼ばれることも。

豊富な魚介類と、椿アイランドと呼ばれるほどに山の斜面を覆う椿の花で知られています。津久見港からは旅客船に乗って30分で行くことができますが、レジャーや釣り目的の場合は乗船の予約が必要です。

・無垢島うに
島の海女さんによるウニやサザエなどの潜水漁業が盛ん。中でも「無垢島うに」は、海で取れたままを瓶詰めした鮮度の良さが自慢。ほかにも海女さんが手作りした味噌やところてん、ヒジキなど、季節ごとの商品も豊富にある。

・サザエめし
磯の香りとサザエの身の食感が独特で、地域の物産展でも人気が高い。貝の一種、ニイナのかき揚げや、太刀魚のすり身のてんぷらなどの郷土料理も格別。

・椿
地元の人たちが椿の里づくりに取り組んでおり、北側のふもとから山頂にかけて約5000本の椿が1月中旬から見事な赤い花をつける。島の椿から搾った純度100％の椿油も特産品。

・一本釣り
県内外から多くの釣り客が訪れる人気のスポットで、沿岸ではカサゴや太刀魚、アジなどがよく釣れる。

・日豊海岸国定公園
急峻な山と美しい海岸が観光客に人気で、海水浴やキャンプ、磯遊びが楽しめる。最近では、恐竜が生きていた時代の貝類の化石も見つかっていて、化石発掘に訪れる研究者も多い。