基本情報
島名:祝島(いわいしま)
都道府県:山口県
市区町村:熊毛郡上関町
指定地域名:熊毛群島
面積:7.68 ㎢
周囲:12.7 ㎞
標高:357 m
人口:14人(2020年度・国勢調査)
4年に1度の神舞神事は必見!万葉集にも歌われる歴史ある島
山口県の上関港から約16km南西の瀬戸内海上に浮かぶ祝島。周防灘と伊予灘の境界に位置し、豊富な海洋資源に恵まれています。祝島は上空から見るとハートの形に見えることが特徴的です。
祝島では4年に1回、オリンピックが開催される年に「神舞(かんまい)神事」が行われます。島の歴史を今に伝える神事で、大分県の伊美別宮社から神職を迎え、4日間に渡って開催されます。準備は島民の手作業で行われ、神事が開催される年には多くの帰省した島民や観光客で賑わいます。
グルメ情報
・自家焙煎ブレンドコーヒー
のんびりとした時間が流れる祝島で、海を眺めながら自家焙煎のブレンドコーヒーはいかが。丁寧なハンドドリップで淹れられたコーヒーが心を癒してくれる。
・びわ茶
祝島特産品のびわ。そのまま頂いてももちろん美味しいが、乾燥させたびわの葉で作られたびわ茶もおすすめ。スッキリした味わい。
・よもぎまんじゅう
よもぎも祝島特産品の1つで、まんじゅうを頬張ると豊かな風味が口いっぱいに広がる。祝島では1年で3m以上育つよもぎもあり、杖として使うことも。
みどころ
・練塀
住宅の周囲に石を積み、漆喰で固めた塀が残されている。冬場の強い季節風を防ぐためのもので、練塀を目的に訪れる観光客もいる。
・万葉の碑
祝島の歴史は古く、万葉集にも「伊波比島」として記述がある。漁港近くの石碑には、祝島についての2つの歌が刻まれている。
・平さんの棚田
平家の親子3代で築かれた棚田は8mもある石造りで、まるで城壁のような佇まい。テレビや映画でも取り上げられ、島の観光名所となっている。