硫黄島(いおうじま)

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基本情報

島名:硫黄島(いおうじま)
都道府県:鹿児島県
市区町村:三島村
指定地域名:薩南諸島
面積:11.62 ㎢
周囲:19.1 ㎞
標高:704 m
人口:127人(2025年度・三島村役場調査)
来島者数:2,640人

活火山のエネルギーに満ちた三島村の中心島

鹿児島県三島村を構成する3つの有人島の中央に位置する島。火山活動が活発な地域で、主峰の硫黄岳(704m)は常時白煙を上げています。

自熱の影響で温泉も豊富で、海底から湧き出す温泉水の鉄分で長浜湾は「赤い海」と呼ばれています。数少ない離島のジオパークで、「三島村・鬼界カルデラジオパーク」に認定されています。

鹿児島市の南埠頭から村営の「フェリーみしま」が運航しており、硫黄島までは約4時間半。鹿児島県指定文化財、無形民俗文化財に指定された「硫黄島八朔(はっさく)太鼓踊り(旧暦8月1日・2日)」「硫黄島の九月踊り(旧暦9月1日)」、ユネスコ無形文化遺産にも登録された「薩摩硫黄島のメンドン」などの文化財を持ち、由来は定かでないものの子孫繁栄や五穀豊穣を祈る踊りと言われ引き継がれています。

グルメ情報

・本格焼酎「メンドン」
硫黄島産のさつまいも「ベニオトメ」を使用した黒麹造りの焼酎。キレのある口当たりとほのかに甘い風味が特徴。ネーミングは、2018年にユネスコ無形文化遺産に登録され、硫黄島八朔太鼓踊りに登場する仮面神「メンドン」から付けられた。

・大名筍(ダイミョウタケノコ)
硫黄岳の地熱がある土地で生産されるタケノコ。水っぽくなく、えぐみが少なくてシャキシャキの触感。アクが少ないためタケノコ本来の味が楽しめる。一番おいしい食べ方は「皮付きをそのまま直火で蒸し焼き」。むき身にして湯がき、わさび醤油や味噌、マヨネーズで手軽に食べるのも美味しい。天ぷらや味噌汁、卵とじ、豚肉&タケノコ&にらの味噌煮など、島ではさまざまな料理に使われている。

・椿油
硫黄島産ヤブツバキの実を絞り抽出した純度100%の贅沢な油。整髪料やトリートメントに抜群の保湿力を発揮するだけでなく、食用としても使用可能。天ぷらなどの揚げ物はカラッと揚がり、ドレッシングにも人気。

みどころ

・東温泉(ひがしおんせん)
活火山により温泉が点在する島内の海岸沿いにある東温泉。海を眺める岩礁に湯船をくり抜いたような露天風呂で、島の人気スポットとなっている。皮膚病に効果がある硫黄ミョウバン泉で、日本名湯百選にも選ばれる明泉である。

・野生の孔雀
島内には島民よりも多いという野生の孔雀が生息しており、至る所で散歩する孔雀と遭遇できる。生命力あふれる美しい姿を近くで観察できるのもこの地ならでは。

・恋人岬公園
島の南西部、永良部先にある公園。シャリンバイや椿の自生地で、近辺の海はイシダイやヒラスなどのフィッシングポイントで知られる。晴天の日には正面に屋久島、口永良部島、種子島の島影が望める。

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