基本情報
島名:伊平屋島(いへやじま)
都道府県:沖縄県
市区町村:島尻郡伊平屋村
面積:20.66 ㎢
周囲:42.9 ㎞
標高:294 m
人口:1,040人(2020年度・国勢調査)
来島者数:13,160人(2021年度)
手付かずの自然と人々の暮らしを体験できる、太陽の宿る島
伊平屋島は、沖縄の島々の中で、最北端に位置しています。沖縄本島北部の本部半島にある運天港から、フェリーで80分かけ、アクセスが可能です。
宿泊先は、ホテルやペンション、民宿などがあり、来訪目的に合わせた選択ができます。特に民泊では、農業体験や漁業体験ができ、島での生活を経験を通して学ぶ機会が得られるのが特徴です。
島内の移動は原付自転車、電動自転車のレンタル、レンタカーがおすすめですが、タクシーの利用もできます。太陽神を表す古語「てるしの」の島とも呼ばれ、日本最南端の天岩戸伝説が残る地でもある伊平屋島。素朴な自然と神話の時代から受け継がれてきた人の歴史に触れられる、魅力溢れる島です。
グルメ情報
・チヌマンワタじゅーしー
テングハギの内臓を使った雑炊のこと。チヌマンはテングハギ、ワタは内臓を指す。漁師町でもある伊平屋島では、定番の一品。
・ふうちばめん
伊平屋島で獲れたもずくを練り込んだ小麦で作られた麺のこと。もずくで作られた麺は、ヘルシーであり、高い栄養価を誇る。
・もずくのたまご
卵かけご飯専用に作られた、もずくの佃煮。伊平屋島で獲れた太もずく、黒糖のほか、島内で生産されている泡盛が使用されている。
みどころ
・無蔵水(んぞみず)
大岩にある周囲6メートル、深さ50センチの不思議と決してかれない水たまり。古くから伝わる言い伝えで、荒天に夫を攫われた妻が、長い間夫を毎日待ち続けた場所とされている。
・伊平屋島灯台
島の最北端、久葉山の頂きにそびえ立つ灯台。島内で最も見晴らしがよく、荒々しい波で有名な周辺海域「伊平屋渡(いひゃど)」の様子を確認できる場所。
・米崎海岸
伊平屋で最も美しいと言われる海岸。弧を描く海岸線に見える、海のエメラルドブルーと白い砂浜のコントラストが魅力。シャワー、トイレ、キャンプ場が併設されている。