基本情報
島名:平安座島(へんざじま)
都道府県:沖縄県
市区町村:うるま市
指定地域名:与勝諸島
面積:5.44㎢
周囲:約7㎞
標高:116m
人口:1,165人
自然と人工物のコントラストが美しい島
海中道路で与勝半島と繋がっている島。戦前までは交易の中継地として知られ、近代的な石油コンビナートが島の大部分を占めています。アメリカの石油会社が石油精製基地を建造した返礼として海中道路が建設されました。
石油関連企業から潤沢な不動産収入を得ていることから、伝統行事の保存・継承が積極的に行われ、行事も盛大に開催されています。美しいサンゴ礁やマングローブ林などの自然と石油コンビナートという人工物が共存する、不思議な雰囲気を味わえる島です。
グルメ情報
・冷やし麺
海が一望できるカフェ「いっぷく屋」で提供される独特の麺料理が「冷やし麺」。ラーメンでも冷やし中華でもなく、沖縄版冷麺のような味わい。
・海鮮丼
実は沖縄では意外と注目されない海鮮丼だが、平安座島の漁港近くの料理店で、水揚げされたばかりの魚を使った海鮮丼が楽しめる。
・海ぶどう
平安座島では海ぶどうの養殖が行われている。特に平安座島の海ぶどうは、肉厚で甘味が強いことで高く評価されている。
みどころ
・海中道路
与勝半島と平安座島を結ぶ5.2kmの道路。周囲にはエメラルドグリーンの海が広がっており、人気のドライブコース。
・巨大な亀
平安座公民館から歩いて10分ほどにある鳥居「竜宮門」から海を見ると、巨大な亀に似た島がある。
・サングワチャー
豊漁と繁栄を祈る「サングヮチャー」は200年続く伝統行事。旧暦3月3日から3日間、盛大に開催される。