基本情報
島名:平郡島(へいぐんとう)
都道府県:山口県
市区町村:柳井市
指定地域名:平郡島
面積:16.56 ㎢
周囲:31 ㎞
標高:468 m
人口:247人(2020年度・国勢調査)
石垣造りの民家やスナメリ。南国のような雰囲気が漂う穏やかな島
山口県柳井市沖、約20kmの伊予灘に浮かぶ平郡島。東西に細長い形状が特徴的で、山口県では2番目に大きい島です。日照時間の長さが日本トップレベルである平郡島は、ミネラルを多く含んだ海風の恵みもあり、畜産業、みかんやさつまいもを主とした農業、漁業が盛んです。
日差しと海風から守るため、民家は石垣で囲まれた造りになっており、南国のような雰囲気が漂います。島の周囲は紺碧の海に囲まれており、小型のイルカ・スナメリの姿を観察できることも。穏やかな気候と南国感があいまって、のんびり過ごせる島です。
グルメ情報
・タコの刺身
平郡島付近で捕れるタコは「平郡ダコ」と呼ばれ、美味であると評判。地元の民宿などで新鮮な刺身を食べられる。
・紅はるかの焼き芋
ミネラルたっぷりの平郡島の土壌はさつまいも栽培に適している。蜜がたっぷり詰まった焼き芋を海を眺めながらいただける。
・鮮魚の定食
その日捕れた新鮮な魚を煮付けなどにし、地元の食材とともに定食に。平郡島周辺は潮の流れが複雑で、捕れる魚介類は味が濃くて食感がよい。
みどころ
・五十谷三島(いやみしま)
島の南島に位置し、海岸線上に3つの小島が連なっている。干潮時には徒歩で訪れることも可能で、夕暮れ時にはムードのある雰囲気になる。
・大ソテツ
島の東側にある寺院・海蔵院の本堂の前に植えられている巨大なソテツ。高さは約96mあり、樹齢は不明。市の有形文化財に指定されている。
・亥の子祭り
毎年旧暦10月の最初の亥の日におこなわれる祭り。家内安全や無病息災を祈り、子ども達が島の家を訪ね歩く。