出羽島(でばじま)

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基本情報

島名:出羽島(でばじま)
都道府県:徳島県
市区町村:海部郡牟岐町
面積:0.65 ㎢
周囲:3.1 ㎞
標高:77 m
人口:68人(2020年度・国勢調査)

自動車のない島。ノスタルジーあふれる小路を歩く。

徳島県の南部、牟岐町の沖合約3.3kmに浮かぶ島で、四国本土から連絡船でわずか15分と好アクセスです。玄関口である出羽島港の周辺には伝統的な町家が立ち並び、港すぐそばの『波止の家(はとのいえ)』は島の交流施設として利用されています。同施設は、観光客も休憩ができる貴重な場所となっています。

江戸時代末期に始まった移住政策により形成された漁村は、カツオ漁やマグロ漁で栄え明治から昭和初期にかけて最盛期を迎えました。現在は漁業だけでなく観光資源としての価値も見直され、伝統的な景観や歴史ある建物が保存されています。

昔ながらの木造家屋が残っておりノスタルジックな風景が島全体に広がります。
島に自動車はなく、荷物の運搬などには「ねこぐるま」という手押し車が使われています。
近年では、アートイベントやワークショップも開催され、観光客や若い世代の移住者も増加傾向。島内には国の天然記念物である「生きた化石」とも呼ばれるシラタマモが自生しており、大池の淡水と海水が混ざり合う独特の環境で育っています。

グルメ情報

・島そうめん
伝統的な郷土料理で婚礼や祝いの席で提供される。そうめんを盛り付け、長ネギ、かまぼこ、錦糸卵を添えて飾り付ける。文化庁の「100年フード」に登録された。

・牟岐の押し寿司
特産品である実生ゆずが酢として使われている押し寿司。ゆずの香りでさっぱりとしているのが特徴。島そうめんと共に「100年フード」に登録されている。

・れんこ鯛の煮つけ
れんこ鯛は地元で獲れる魚で甘辛く煮付けられその煮汁が島そうめんと共に提供される。その煮汁をめんつゆとして使用する点が特徴。

みどころ

・ミセ造り(ぶっちょう造り)
普段は雨戸として閉じている部分を上下に開いて、上は庇に下は縁側として使える。
ミセ造りの集落は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。

・あわえ
あわえと呼ばれる宅地から浜や漁港へ出るための細い路地が縦横に走っている。これらの小路は漁村の生活と密接に関わる島の日常を感じられる場所。

・ねこぐるま
連絡船に乗って買い出しに行った島民が荷物を運ぶための手押し車。木材で作った本体に取っ手と車輪をつけたもので形状やサイズは様々。

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