基本情報
島名:知夫里島(ちぶりじま)
都道府県:島根県
市区町村:隠岐郡知夫村
指定地域名:隠岐島
面積:13.7 ㎢
周囲:49.6 ㎞
標高:325 m
人口:634人(2020年・国勢調査)
素朴とダイナミックさが融合した、ネイチャーアイランド
島根半島から約50㎞、島根県の隠岐諸島に位置する自然あふれる小さな島。西ノ島、中ノ島、島後島と共に「隠岐4島」として、世界ジオパークに登録されています。隠岐4島の中で本州に最も近く、また、人口も面積も一番コンパクト。約600人が暮らしていますが島内にはコンビニも信号機もなく、散策で出会うのは牛やタヌキばかりです。
素朴な時間の流れる島ですが、一方で小さな島とは思えない、自然が織りなすダイナミックな風景が満載。島内をぐるっと巡るには、電動アシスト自転車や原付バイクをレンタルするのがおススメです。
グルメ情報
・知夫わかめ
旬は2月末から5月頭。磯場や岸壁など、島の至るところで収穫できる。知夫里島のわかめは肉厚で味が濃いのが特徴。おやつ、おつまみで愛される。
・サザエ
コリコリとした食感で磯の香りが良く、深みのある濃厚な味が特徴。夏には30年以上に渡り「つかみ取りイベント」が開催されるほど、島民にはお馴染みのご馳走。
・隠岐牛
恵まれた自然環境の中で、ミネラルたっぷりの潮風と太陽を浴びて育つブランド牛。軽く焼くだけで、甘くてジューシーな肉汁があふれる。幻の和牛とも称される。
みどころ
・赤壁
600万年前の火山活動の様子が観察できる、貴重な場所。噴火の際に酸化して赤くなった溶岩が数えきれないほどの層を創り、むき出しの状態になっている。
・天佐志比古命神社
知夫里島の総氏神様で、島民は親しみを込めて「いっくうさん」と呼ぶ。境内には芝居小屋があり、1760年代から続く夏の例大祭では中学生男子が農村歌舞伎を奉納する。
・赤ハゲ山
知夫里島の最高峰。土が赤く、強風の影響で木が生育しないことから命名。世界に2カ所しかない島前カルデラの地形と、穏やかな内海の風景を望める。