赤穂根島(あかほねじま)

赤穂根島サムネイル

基本情報

島名:赤穂根島(あかほねじま)
都道府県:愛媛県
市区町村:越智郡上島町
指定地域名:上島諸島
面積:2.09 ㎢
周囲: 7.0 ㎞
標高:165 m
人口:2人(2020年度・国勢調査)

岩城島の農耕地として栄えた島

ゆめしま海道の起点となる岩城島の南東に浮かぶ島。人口は2人で、アクセスは船のみの離島です。岩城港から500mの近さで、かつては「むかいじ」と呼ばれていました。

1951年頃に無人島になり、その後は岩城島の住人が船で通って稲作や果樹栽培を行う「出作り」がさかんに行われ、農道や溜め池などが整備されました。しかし現在は出作りをする人もいなくなり、自給自足を志す夫婦が移住したことで再び有人島になったものの、継続的な人口にはなっていません。

離島振興法の対象になっており、地理的・自然的特性を生かした振興が期待されます。

グルメ情報

・鮮魚
チヌをはじめ様々な種類の魚を釣ることができ、獲れたての新鮮な海の幸を味わえる。

みどころ

・塩垂比丘(しおたれびく)の石碑
高さ約120cmの四角柱の石碑。上部には四角い石の傘がつけられており、四面には仏像が彫られている。平安時代、宮崎の僧侶が京都へ向かう途中で亡くなった際に建てられたと言われている。

・丸串古墳(まるぐしこふん)
島の南西端の丘陵頂上にある遺跡。丸串古墳とは、板状の石を組み合わせて箱を作り石で蓋をした墓のことで、箱式石棺墓と呼ばれている。石棺内からは、古墳時代のものと思われる頭蓋骨・歯が確認された。

・準絶滅危惧種のドジョウ、モツゴ
愛媛県で準絶滅危惧種となっているドジョウ、モツゴが数多く生息している。淡水魚であるモツゴは釣り人によって餌として持ち込まれたものが繁殖した。

・起伏に富んだ地形
標高100mを超えるピークが3箇所あり、浅い谷が広がる丘陵地、海岸沿いの平坦地と起伏に富んだ地形が美しい。

・畑・小屋・農機具など農耕の跡
出作りが盛んに行われていた頃の面影が色濃く残っている。畑や水田、果樹園の跡地、古い土壁の小屋、井戸、溜め池、温室、農機具などが散見される。

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