プレスリリース（提供：PRTIMES）
この島にある「自然」「人間」「営み」。それらを通して、“豊かさ”の輪郭を見つめ直す24のまなざし。
Entôを運営する株式会社海士（所在地：島根県隠岐郡海士町）は、2025年7月1日、島で出会った人々のまなざしを通して“豊かさ”を見つめ直す書籍『自然 人間 営み ─ 隠岐諸島・海士町の豊かさを巡る24のストーリー』を刊行いたします。
Entôオープン4周年の本日、Entô Shopにて販売を開始するほか今後は、全国書店やオンラインショップでの販売展開も予定しています。
「豊かさ根源はどこにあるのか？」問いから生まれた探求の記録
「ないものはない」というスローガンを掲げた、島根県隠岐諸島に位置する小さな島・海士町（あまちょう）。隠岐世界ユネスコジオパークにも認定された自然豊かなこの島には、毎年世界中から数多くの旅行客が訪れ、若者の移住者も増え続けています。
この島の何が人々をこんなにも魅了するのか。この島の、人々の豊かさの根源は一体どこにあるのだろうか。この本は、そんな根本的な問いをきっかけに生まれました。島の玄関に位置し、人々の交流の中心をなす宿泊施設・Entôを運営する株式会社海士のメンバーたちが、島民、移住者、旅行客、研究者など様々な世代・視点の人々と議論し、インタビューを続けたおよそ1年間の活動の集大成となっています。
書籍の構成
本書は、「自然」「人間」「営み」の3つの章から成り立っています。
それぞれの章は、海士町での暮らしを通して見えてきた“豊かさ”の断片を、異なる視点から立ち上げる構成となっています。
第1章｜自然
── 島の地形や風土、気候、海、そしてそこに息づく四季の変化。人の暮らしを包む背景としての自然に、目と心を澄ませる章。
第2章｜人間
── 島に根を張る人、旅人として訪れる人、移り住んだ人、遠くから関わる人。
それぞれの人生と出会いを通して、島が映し出す人間の輪郭をたどる章。
第3章｜営み
── 漁や農、食卓、言葉、教育、文化など、日々の暮らしの中に宿る実践。
土地に根ざした営みの中に潜む、見えない豊かさの手触りを描く章。
全体を通して、語り手の背景も年齢も多様でありながら、「豊かさとは何か」という共通の問いに対し、それぞれの答えを手渡すような24のストーリーが収められています。
本書について
書名：自然 人間 営み ─ 隠岐諸島・海士町の豊かさを巡る24のストーリー
発行：株式会社海士
装丁・デザイン：HARKEN 木本梨絵、オダヒロト
編集：角田貴広
翻訳：マクドナウ・ヘザー、リー・マイア
判型：A5変形／約570ページ／日英併記
価格：4,900円（税込）
販売場所：Entô Shop（今後は全国書店やオンラインでの販売も予定しています）
出版記念イベントのご案内
このたびの刊行を記念し、書籍制作に関わってくださった皆さまをお招きし、ささやかな「完成お祝い会」を開催いたします。
『自然 人間 営み』完成お祝い会（BBQ・焚火トーク）
日程：2025年7月1日（火）
時間：19:00〜 BBQ夕食（その後、焚火トーク）
会場：Entô（島根県隠岐郡海士町）
対象：書籍インタビューにご協力いただいた皆さま（ご家族・お子様同伴可）
会費：無料（ご招待）
当日は、完成した書籍を直接お渡しし、BBQ後には焚火を囲んで「豊かさ」について語り合うひとときを予定しています。
今後の展開について
今後は、本書をきっかけに「豊かさとは何か」をめぐる対話の場を、海士町をはじめ全国各地で広げていく予定です。
また、2025年夏から冬にかけては、本書の制作に関わったメンバーや、インタビューに登場した方々との対話イベントも開催を予定しています。
最新情報はこちらでご確認ください。
お問い合わせ
書籍に関するお問い合わせ・掲載依頼・献本のご希望などは、下記までご連絡ください。
担当：吉田雄太
メールアドレス：info@oki-ama.com
