どうも、「はなれじま広報部」編集長のハテシマサツキです。2024年4月の活動開始から約8ヶ月。ご縁(リンク)があって大阪・梅田のグラングリーン大阪で、大阪公立大学イノベーティブシティ大阪ラボさんと共同でイベントを開催させていただきました。
興奮冷めやらぬうちに、当日のレポートをお伝えいたします!
大阪梅田に島好きが集う
2024年12月17日。火曜日の夕方6時〜という、絶妙にスケジュールを合わせづらい日程での開催となった本イベントでしたが、それでも約20人もの方にお集まりいただきました。本当に感謝です。
テーマは「クリエイティブ×離島の可能性を探る2時間」。ワークショップ形式で擬似的にはなれじま広報部の活動を体験していただき、離島での課題解決方法をカジュアルに模索しよう、という会です。
さくらインターネット株式会社さんにご協力いただき、会場はグラングリーン大阪内の「Blooming Camp」とさせていただきました。とっても綺麗で設備も充実。ぜひ後に続く写真でも雰囲気を感じ取っていただければと思います!
第一部:はなれじま広報部のご紹介
イベントは「はなれじま広報部」のデザイナー、りゅーくのファシリテーションから始まります。初のイベントということもあり一同テンパっていた中でしたが、その場をまとめてくれました。ファシリテーターって参加者の方たちをぐっとイベントの世界観に引き込む役割になるので、とっても難しいですよね…。
りゅーくのおかげで場の空気があたたまってきたところで、私のターンに。5分程度、はなれじま広報部のメディアとしての活動についてご説明させていただきました。私たちの島にかける想いと、それを形にする方法。そしてこれから展開したい事業をお聞きいただきました。
みなさんの前で話すのって緊張しますね。インタビューをするのは得意なのですが、人前で話すのに慣れていないのが原因かもしれません。会社・メディアの代表として、今後はもっと場数を踏もうと思います。
第二部:ワークショップ「コラボレーション・クエスト」
私たちの活動内容を知っていただいたところで、ついにメインのプログラム「コラボレーション・クエスト」に入ります。4〜5人でグループを組んでいただき、それをひとつの会社と仮定して「離島事業」を考案してもらうというワークショップです。
このワークショップでは、ひとりひとりに「ライター」「デザイナー」等の異なる役割が与えられているため、ワークショップ名の通りコラボレーションが非常に重要になってきます。個々のスキルやアイデアを活かして、唯一無二のプランを練っていただきました。
ここで使用したのは、このイベントのために制作したオリジナルカード。「ボドゲ(ボードゲーム)のようにしたい」というコンセプトで、りゅーくと私で悩みながら形にした力作です。紙や形状にもこだわり抜いた六角形のカード、作るのが大変でしたが良い仕上がりになって大変満足しています。
サイコロを振り、カードを出し、意見を交わす。島の未来を考える参加者の方々の目は、とても輝いていました。
ちなみにオリジナルカードを使ったゲーム形式でのワークショップですが、参加者様から大変ご好評をいただきましたので、今後企業様の研修等での活用も視野に入れています。どこか別の場所でお目にかかる日もそう遠くはないかも。
すべてのグループで案がまとまったところで、企業(テーブル)ごとにプランの発表タイムへ。笑いあり、おぉーという感心の声ありの和やかな雰囲気の中、離島の未来をつくる独創的なプランを参加者全員で共有しました。
第三部:講演パート
最後のプログラムは講演パートです。大阪公立大学の二宮麻里先生に「離島とクリエイティブ」というテーマでお話いただきました。
山口県・周防大島出身の旦那様との夫婦仲をつなぎ止めたのは、まさかの島だったというお話。そして島のために何かしたい!という強い想い。
講演というと堅苦しく聞こえてしまうかもしれませんが、決してそんなことはなく、二宮先生の軽妙なトークに引き込まれっぱなしの10分間でした。「このテーマで、なにか話してください!」というかなりの無茶振りだったのにもかかわらず、素晴らしい講演をしていただき感謝しかありません。
イベントを終えて
(レンズの調子が悪かったのか、左端だけぼやけてしまいました…ごめんなさい。)
準備には時間をかけてきましたが、いざ始まってみると一瞬。花火のような、料理のような、文化祭のようなひとときでした。準備期間からイベント当日まで、お力添えいただいた方には心より感謝申し上げます。おかげさまで、無事イベントを終えることができました。
集客や段取りの面での課題は多々ありますが、イベントを開催したことで学べたことも多かったので、「やってよかった」と心から思っています。はなれじま広報部の仲間や、関わってくださる方が少しずつ増えてきた中でのイベント開催だったこともあり、人とのつながりを感じる機会にもなりました。
最後に、イベント開催後にいただいたご意見をいくつかお届けします(一部要約しております)。
・離島関係の人と繋がることができて良かったです。
・カードを使った事業創出系のワークショップは初体験で、新鮮でした。
・学生にとってクリエイティブに触れられるキッカケになったと思います。
ワークショップを通して離島やクリエイティブ領域に触れていただき、それらに興味を持った方同士で交流を深めることを目的にしたイベントだったので、みなさんに概ねご満足いただけて私たちも嬉しく思っています。
・あと30分、開始時間が遅いと参加しやすいです。
・イベント進行が不慣れな感じがありました…
・離島のことがもっと知りたかったです。
その一方で、改善点がいくつか見つかったイベントでもありました。イベント開催日時の設定や、スムーズな進行が難しかったという点など、私たちの中で課題だと感じていたポイントが参加者の方々にそのまま伝わってしまっていたので、そうした部分は反省して次回に活かしたいと思います。
次は離島についてもっと深く、コアに語り合う会などを開催しても良いかもしれませんね。
私たちにとっても多くの気づき、学びを得た2時間でした。今後のはなれじま広報部の活動についてもぜひご期待ください!以上、ハテシマサツキでした。
執筆・編集:ハテシマサツキ